林の中で よくリスの姿を見かけます。 時には 山小屋のベランダの上までやって
きます。 ある日思いついて 手すりの上にクルミの実を幾つか置いて ふと気が
つくと一つもありません。 あれ、 風で落ちたのかな ともう一度置き直して
注意して見ていると、 来ました! リス君が 軽快なステップでやってきて 可愛
らしい仕草でクルミをつかみ、 口にくわえて ベランダから2メートルも離れている
柏の樹の幹へ 軽々と飛び移りました。 安全なところへ運んで食べるのでしょう。

もう 無いのかな。
かわりに ヒマワリの種を食べよう。

ちょっとメタボみたい
片足を ヒマワリを入れた鉢皿の縁にひっかけて
粋なポーズを決めています。

リス君は 無条件に可愛く いつまでも見たいのですが、 風のように来て
風のように去ります。 バランスをとる尻尾の風情も愛らしい。 歯がとても
丈夫なようで あの固いクルミの実を 見事に真っ二つに割って食べます。
ことしは 木々の花や芽の生育が例年より遅れていて、 山を下りるころに 漸く
柔らかな緑や花が高原に満ちるようになりました。
モミジの若葉と ミツバツツジ 山吹の花もやっと満開に

山菜も同様で いつもは連休末頃が盛りなのに 1週間以上も遅れていて、
採ったものの まだ小さいものが多いようです。

山ウド。 まだ小さいのですが、 やはり 採りたての香りは抜群です。
皮はキンピラに、 中身は酢の物にしてもらいました。

コシアブラ。 わたしは 山菜の中では このコシアブラが王様だとおもって
います。 天ぷらにすると その香り、シャキシャキ感はもう最高です。
上のキノコは たった一つ見つけたアミガサダケ。

ハリギリ です。 例年もっと大きいものがたくさん採れるのですが
ことしはまだ採るほどになっていません。
タラノメと同じように食べられます。

タラノメ。 これも収穫は少なめでした。

少ないと言いながらも 高原の遅い春から初夏への恵みを 堪能しました。
萌えはじめた落葉松の新緑。

白樺の花が 枝から垂れ下がっています。
1か月前は まだ河原に雪が残っていた渓谷にも 清冽な水が流れています。

ここに日本男子あり。 青空を豪快に泳ぐ鯉のぼり。

もう初夏のような雲が・・。 桃も桜もいっしょに咲いて、 きょうは
干し物が良く乾きそう。 ふとんは お日様の匂いがするようです。

リンゴの花と 浅間山。 浅間山南面の雪は ほとんど融けました。

小諸懐古園の下を流れる 千曲川 と 黒斑山から菅平連山。

水の入った田んぼの向こうに 蓼科山を望む。 蓼科山頂にぽっかり
残る雪のおまんじゅうは、 北斜面なので 6月頃まで融けません。

快晴の空の下 山里散歩を満喫しました。
信州へくると季節が逆戻りして、 いま 春の花が桃も桜もいっしょに咲き誇って
います。 ここ 小諸の三岡地区は、 明治中期に 小諸義塾の木村塾長が
桃づくりを推奨して以来の 桃の名産地。 最近は住宅地に転用されたりして
桃畑が減ってきてはいますが、 浅間山を背景に ピンクの花が咲き乱れる景観
は まさに桃源郷の風情です。

摘花作業にお忙しいS さんご一家。 桃の枝にびっしり咲いた花を、 良い実を
つけるように 30センチ間隔くらいに良い花を残し、 あとは全部摘み取るそう
です。 広大な畑のすべての木に行いますので 大変な作業です。 実が
なったあとも 間引きする摘果作業や消毒など、 美味しい桃を収穫するための
農作業が続きます。
桃畑でちょうど休憩中のSさんご一家と 散歩途中のKさんと、 しばしおしゃべり。
Sさんの農作業のお話や 90才を過ぎてなおお元気なKさんの 中国転戦のお話
などを 興味深く伺いました。

隣接するリンゴ畑も 花盛り。

桃源郷を散歩するKさん。
この桃畑を見に来ておられたカメラ持参の近所の方が 「昨日、一昨日の方が花の
色が濃く鮮やかで きょうは少し薄くなったね」 と言っておられました。
でも、この写真を撮った翌日は雨で花は終わり。 わたしにとってチャンスはこの日
しかなかったわけで、 花との巡り合い、人との出会いはまさに一期一会との想いを
強くし、 桃の実る8月中旬頃 またお訪ねしたいと思いました。
信州に来ました。 関越道から上信越道に入ってくると 季節がずんずん遡って、
軽井沢あたりで山桜が見ごろでした。 標高1,100メートルの高原に来ると
季節は初夏気分の東京近辺より1カ月近く遅くなって、 ようやく春を迎えたところ
です。 木々の芽吹きも始まったところ。 落葉松が小さな芽をだし 樹全体
が薄緑になっています。 左写真は 桂とヒメシャラの芽吹き。 右は ハート型の
可愛い桂の若葉です。

ことしはカタクリの生育がよく、 大型の花が色濃く咲いています。
イカリソウも 花盛り。
ニホンシャクナゲや 山吹の姿を見るにはもう数日待たないと・・。

タラノキ は不思議な生態を持っています。 ほとんど枝分かれせず 一本の幹
だけで真っ直ぐに伸びてゆき、 数年すると 何の前触れもなくひっそりと立ち枯
れてしまいます。 いつも連休のころに食べごろ、採りごろになるのですが、
ことしはどういうわけか 周辺一体のタラノキがいっせいに枯れてしまい、 生き
残っているのは せいぜい1メートルくらいの幼木だけになってしまいました。
採りたてのタラノメを食べる楽しみはしばらくお預けかも・・。

これからの季節 高原では一日一日万物の活動が盛んになり、 昨日までの蕾が
開き 葉っぱは日々成長し、 土の中から 新しいいのちが顔を出します。
いのち煌めく季節の はじまりです。
すっかり初夏の風情に変わった野津田公園を 散歩しました。
北入口と東入口の間にある 雑木林の丘がお気に入りです。
炭焼き小屋の前の広場。 この時期は 例年見事なタンポポが新緑に映えて
素適な原っぱになっています。

お母さんとワンちゃんは 何を発見したのかな。
あとで林の中から パパが出てきました。
奥に見える男性の練習するオカリナが 新緑の森に快く響いていました。

もう木蔭が恋しいような感じ。 緑の風が吹き抜けます。

上の写真の中央上部の樹は コナラ。 いまは コナラの花盛り。

昔懐かしい ペンペン草の実。 なずな ですが、ペンペン草 の方が通りが良いよう
で、 実の形が三味線のバチに似ているので シャミセングサ とも言います。
子どものころ この茎を回して 実がぶつかり合う音を聞いて遊びました。

この実の柄を少し引っ張り、茎に
皮でぶらさがっている状態にして 茎をぐるぐる回すのが 良い音で鳴らすコツです。
嬉しや、 フデリンドウ の美しく可憐な姿を この公園で初めてみました。 ちょっとした
斜面に 10メートルほどにわたって沢山咲いていました。 うまく開花時期に巡り合った
のでしょう。 何日か前にこの場所を通ったのに 咲いていなかったと思います。

鮮やかな濃いピンクがよく目立つ カラスノエンドウ。 花のあとの実は 小形の
キヌサヤのようで、 若い実を集めてかき揚げにすると 美味しく食べられます。

わが家の庭のような身近な野津田公園ですが、 一年を通じてたっぷり
自然を楽しませてくれる 貴重な存在です。
小田急線登戸駅から多摩川べりへでて 初夏の気分の心地良い風に吹かれながら、
二ヶ領用水 宿川原堰へ。 ここから 多摩川に分岐して水が引かれている 二ヶ領
用水の散策路へ入ります。 この用水は、 江戸時代 稲毛・川崎の二つの領域を
灌漑する用水として掘削されたもので、両岸3キロほどにわたって桜並木が続きます。
もう葉桜の季節で、 水面に架けられた木製の遊歩路上に 堆く 花の柄が散り敷い
ていました。

大好きなおばあちゃんと・・。

水辺を彩る シャガ の花。 小さな蝶が舞っているようです。 よく見ると
形も色もなかなか凝った花で、 ちょっと湿った所が好きみたい。

もう終わりに近い菜の花と 咲きはじめの八重桜がいっしょに流れの上に ・・。

用水散策路の途中にある川崎緑化センターの、 咲きはじめの藤棚の下で ゆっくり
お弁当を頂きました。 目に青葉、そして花々。 健康で歩けることに感謝です。
東名高速横の坂を登って ツツジ寺とも呼ばれる 等覚院へ。 折しも 山門の銅板
屋根の葺き替えが完成し、 その奉告法要が行われていました。 わたしも勤行ととも
にお参りさせていただきました。

等覚院から長尾橋へ下り 向ヶ丘遊園駅へ、 全部で7キロほど。 気温の上がった
日で 良い汗をかきました。 帰宅してお風呂にドボン・・。 天国、天国。